ラーメンやパスタなどを食べるときは、スープなどが服に飛ばないように、注意しながら食べる人も多いのではないでしょうか??

私も洋服が汚れないように、注意しながら食べています。
しかし気をつけていても、気づいたら『汚れてしまっていた!!』なんて事ありませんか??



私も汚れに気づかず、洗濯後に気づくことがあります…。
洋服に油汚れがついてしまうと、なかなか汚れが落ちなくて困ってしまいますよね…。



油汚れは、どうやって洗ったらいいの??
実は油汚れは、染み抜きをすることで落とせる可能性があります。



油汚れって落ちにくいけど、染み抜きすれば本当に落ちるの??
私たちの身近にあるものを使用し、正しいやり方を行うことで、落ちる可能性があります!!
今回は、洋服についた油汚れの染み抜き方法をお伝えします!!
油汚れの染み抜きは時間が経ったものでも落とせる??


洋服に油汚れがついてしまうと、どうやって綺麗にしようか悩んでしまいますよね…。



洋服についた油汚れって、どうやって落としたら良いかわからない…。



時間が経った油汚れを落としきれなかったから、部屋着として着るようになった…。
このように、「油汚れの落とし方が分からない」、「油汚れが落ちなかったから、部屋着として使用している」という人もいるのではないでしょうか…??



私も汚れが落ちなかった洋服は、パジャマや部屋着で着用しています。
しかし、できることなら油汚れを綺麗に落として、お出かけするときに着用したいですよね??
実は、油汚れの洋服は、『染み抜き』をすることで綺麗に落とせる可能性があります!!



洋服の染み抜きって、クリーニングに出さないといけないんじゃない??



時間が経った油汚れも、ちゃんと綺麗になるの??
このように、「時間が経った油汚れの洋服も、本当に自宅で染み抜きができるの??」と疑問に感じた人が多いと思います…。
しかし、自宅にあるものを使用し、正しく染み抜きを行うことで、諦めていた洋服の油汚れも綺麗になるかもしれません!!
これから、油汚れの特性や、自宅でもできる油汚れの染み抜きの方法をお伝えしていきます。



洋服に油汚れがついてしまって困っている方、ぜひ参考にしてくださいね!!
油汚れの性質を知ろう!!
気をつけていても、うっかりコーヒーをこぼしてしまったり、ケチャップがついてしまったりして、洋服を汚してしまったということはありますよね…。
洋服についてしまう汚れは、3つの種類に分類することができます。
- 水溶性の汚れ
- 不溶性の汚れ
- 油溶性の汚れ
油汚れは、『油溶性の汚れ』に該当します。



水溶性と不溶性についても、少し説明しておきますね。
水溶性の汚れの性質
水溶性の汚れの性質と特徴は、下記の通りです。
水に溶けやすいタイプの汚れ



ジュースやコーヒーなどが『水溶性』の汚れに該当します。
水洗いだけでも落ちることが多いのが特徴ですが、食器用中性洗剤を使用すれば、ほとんどの汚れを落とすことができます。





食器用中性洗剤なら、どの家庭でもありますよね!!



家にあるから、手軽に染み抜きできるから助かる!!
不溶性の汚れの性質
不溶性の汚れの性質と特徴は、下記の通りです。
家庭で汚れを落とすことが難しい



墨汁や泥汚れなどが『不溶性』の汚れに該当します。
洗濯機や、台所洗剤などを使用しても、なかなか落ちにくい特徴があります…。



不溶性の汚れの場合は、クリーニング店に相談することをおすすめします。
油溶性の汚れの性質と特徴
油汚れに該当する、『油溶性の汚れ』について、お話ししましょう。
油溶性の汚れの性質と特徴は、下記の通りです。
水にも油にも溶けない、落ちにくいタイプの汚れ



カレーやケチャップ、ファンデーションなどが『油溶性』の汚れに該当します。
確かに、カレーやケチャップ、ファンデーションは、洋服についてしまったら落とすのが大変なものばかりですね…。
こうした洋服についてしまった汚れを落とすのも、食器用中性洗剤を使用するのが良いとされています。





食器用中性洗剤で、本当に綺麗にすることができるの??
不思議なことに、食器用中性洗剤を使用すると、洋服を綺麗にすることができる可能性が高いのです!!
これから、油溶性の汚れを綺麗にする方法をお伝えしますね!!
油溶性の汚れを綺麗にするやり方!!
実際に、油溶性の汚れを綺麗にするために準備するものをお話ししていきますね。
油溶性の汚れを綺麗にするために、必要な道具は、以下の通りです。
- ティッシュもしくは、布巾
- 洗面器
- ぬるま湯
- 食器用中性洗剤
- 歯ブラシもしくは、洗濯用ブラシ



どの過程にも必ずあるものだと思うので、準備しやすいですね!!
続いて、油溶性の汚れを綺麗に落とすやり方を紹介していきます。
- 汚れの上に拭き取れる汚れがついている場合は、あらかじめティッシュや布巾などで取り除いておく
- 洗面器に40℃程度のお湯を張り、汚れがある部分を5分ほど浸し、油をゆるませる
- 洗面器から洋服を取り出し、汚れに直接、食器用中性洗剤をかけ、優しく揉んだり押したりして汚れを押し出す
- 歯ブラシや洗濯用のブラシで、奥の油汚れまで掻き出すようにこすり洗いをする
- 洗面器にきれいなお湯を張り、お湯が濁らなくなるまでしっかりとすすいで、洗剤を落とす
- 洗濯機で洗う
油汚れを綺麗に落とす方法は、この6つの工程を行うことで綺麗にすることができます。



6つの工程で、洋服についてしまった汚れを綺麗にすることができるのは嬉しいですよね!!
洋服に油汚れがついてしまうと、困ってしまいますが、今紹介したやり方を行うと、綺麗に落とすことができると思います。
油汚れで困っている方がいましたら、ぜひ試してみてくださいね!!
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油汚れの染み抜きにはクレンジングオイルが効果的!!


油汚れがついた洋服を、綺麗に染み抜きすることは難しいですよね…。



さっき紹介したやり方で、油汚れを落とそうとしたけど、落ちなかった…。
実は、先ほどお伝えしたやり方を行なっても、油汚れを綺麗にすることができない可能性もあります…。



油汚れが落ちないということは、繊維の奥に汚れが染み込んでしまったということです…。



どうしたら綺麗に染み抜きすることができるのかな…。
先ほど紹介した方法で油汚れが落ちない場合は、『クレンジングオイル』を使用すると落ちる可能性が高まります。





クレンジングオイルって、メイク落としだよね??



食器用中性洗剤でも落とせなかったのに、本当に落ちるの??
油溶性の汚れは、油に吸着する性質があるので、効果的に汚れを落とせる可能性が高まります。



クレンジングオイルは、時間が経ってしまった洋服の繊維の奥に染み込んだ頑固な油汚れにも効果的です。
食器用洗剤で落としきれなかった場合に、『クレンジングオイル』を試してみると、落とすことができるかもしれません。
では、詳しいクレンジングオイルを使った染み抜きのやり方を説明していきますね!!
クレンジングオイルを使用した油汚れの落とし方
では、クレンジングオイルを使用した、油汚れの染み抜き方法について、お話ししていきますね!!
まず、クレンジングオイルで染み抜きをするために、下記の2つを用意してください。
- クレンジングオイル
- 40〜60℃のぬるま湯



ここでも40〜60℃のぬるま湯が活躍するのですね!!
準備するものがわかったところで、次は染み抜きのやり方をお伝えしていきますね!!
- 汚れに直接たっぷりとクレンジングオイルをたらす
- 揉んだり押したりして、洋服に汚れをよく馴染ませる
- 油がしっかり吸着するように、3〜5分程度の時間を置く
- ぬるま湯で濁りがなくなるまで、しっかりとすすぐ
- 仕上げに洗濯機で洗う



このやり方を行うことで食器用中性洗剤よりも、汚れを落とすことができます!!
しかし、クレンジングオイルで汚れを落とすには、ポイントがあります。
乾いている状態で行う
クレンジングオイルは、水に触れると洗浄力がグッと落ちてしまいます…。



濡れてしまっている洋服では、効果を感じることができません…。
そのため、洋服は乾いている状態で行うようにしてくださいね!!
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油汚れの染み抜きをする際に色物の衣服の落とし方!!


ここまで、洋服についた油汚れの染み抜き方法をお話ししてきました。
でも、1つ油の染み抜きについて、気になることがあります…。



色物の洋服の場合、色落ちしない??
洋服は、さまざまな素材・色が使われていて、中には色落ちする可能性がある洋服もあります…。



油汚れの染み抜きをしたために、色物の洋服が色落ちしてしまうことは避けたいですよね…。



でも、なんで洋服は色落ちしてしまうの??
なぜ色物の洋服が色落ちしてしまうのか、色物の染み抜き方法について、詳しくお話ししますね。
色落ちしやすい素材と色
洋服の色落ちしてしまう原因をお話ししていきましょう!!
洋服の色落ちしてしまう原因は、下記の通りです。
洗濯物同士の擦れや、ぶつかり合ってしまうため
洗濯機によっては、汚れを落とすために叩きつけるような洗い方になってしまうこともあるようです…。



その場合、激しく洗濯物同士がぶつかり合ってしまうので、色落ちしやすくなってしまいます…。
また色物の洋服は、色落ちしやすい素材と、色落ちしにくい素材があるようです…。
色落ちしやすい素材と、色落ちしにくい素材をそれぞれみてみましょう。
色落ちしやすい素材
色落ちしやすい素材は、下記の通りです。
- 綿
- 麻
- シルク
色落ちしにくい素材は、下記の通りです。
- オリエステル
- アクリル
このように色落ちしやすい素材と、色落ちしにくい素材があります。



油の染み抜きをする前に、洋服のタグについている素材をしっかり確認するようにしてくださいね!!
色落ちしやすい色
色落ちしやすい素材があるとお話ししてきましたが、実は、色落ちしやすい色もあるのは知っていますか??



色落ちしやすい素材だけじゃなくて、色も関係あるの??
色落ちしやすい色は、下記の通りです。
赤や青などの、濃い色の洋服
薄い色や淡い色の洋服より、色の濃い赤や青といった、濃い洋服の方が色落ちしやすいです。



赤や青といった濃い色を染み抜きするときは、注意が必要です!!
色落ちしやすい素材・色をまとめると、このようになります。
- 綿、麻、シルク
- 色が濃い洋服
このような洋服の場合は、色落ちしやすいので、油汚れの染み抜きをする前に、事前に色落ちのチェックをすることが大切です。



大切な洋服が色落ちしないために、ちゃんとチェックしましょうね!!
色物の洋服の油汚れの染み抜き方法
では、色物の洋服の油汚れの染み抜き方法について、お話ししていきます!!
色物の染み抜きで必要なものは、下記の通りです。
- 洗面器
- タオル
- 歯ブラシ
- 汚れにあった洗剤
水溶性の場合は『食器用中性洗剤』、油溶性の場合は『食器用中性洗剤または、クレンジングオイル』
では、色物の洋服の染み抜き方法を説明していきます!!
- 色落ちしないかを確認する
- 汚れに洗剤をかけ、タオルを当てる
- 汚れの裏側から叩く
- 洗面器にぬるま湯を入れ、衣類を入れる
- 洗濯機に入れる



上記の手順をすると、色物の洋服の染み抜きを行うことができます。
では、1つひとつ詳しくやり方をお話ししていきましょう!!
色落ちしないかを確認する
まず、洋服の染み抜きを行う前に、色落ちがしないかをチェックします。



この工程は、大切な洋服を色落ちさせないために、重要です!!
- 目立たない部分に洗剤を直接染み込ませ、数分置いておく
- タオルを当て、服の色が落ちていないかを確認
この時に服の色が落ちていない場合は、問題なく次の工程を行うことができます!!
汚れに洗剤をかけ、タオルを当てる
洗剤を先に染み込ませ、そこにタオルを当てて洋服を裏返します。



なんで、わざわざ洋服を裏返すの??
それは、次の工程に進めばわかりますよ!!
汚れの裏側から叩く
ここで歯ブラシを使用し、汚れの裏側からトントン叩いていきます。



洋服を裏返しにしたのは、タオルに汚れをうつすために必要な工程だったのです!!
洗面器にぬるま湯を入れ、衣類を入れる
ぬるま湯は40℃程度のものを用意し、よくすすいで汚れと洗剤を落とすようにしましょう!!



ゴシゴシとこすってしまうと汚れが広がってしまうので、優しくすすぐことが大切です!!
40℃程度のぬるま湯で行うと、油が溶けやすくなるだけでなく、洗剤の洗浄力が高まり、落ちやすくなります!!
洗濯機に入れる
すすぎが終わったら、洗濯機に入れ、洗いましょう!!



ここまでが色物の洋服の染み抜き方法です。
色物の洋服に汚れがついてしまって、困っている方がいましたら、ぜひこの方法を試してみてください。



もしかしたら汚れを落とすことができるかもしれませんよ!!
色物の染み抜きで注意することは2つ!!
色物の染み抜き方法をお伝えしてきましたが、注意していただきたいことが2つあります。
- 汚れがついてしまったら、時間を空けないこと
- ティッシュやタオルなどで擦らない
なぜこの2つに注意する必要があるのか、お話ししていきますね。
汚れがついてしまったら、時間を空けないこと
洋服に汚れがついてしまうと、空気に触れる時間が長くなってしまいます…。



洋服についた汚れは、空気に触れる時間が長いほど、汚れが定着し、落としづらくなってしまいます…。
そのため、できるだけ早めに染み抜きをし、洗濯機で洗うようにすることが良いでしょう。



出先で汚してしまったら、どうしたら良いの??
出先のときの応急処置は、下記の通りです。
- 大まかな汚れをつまみ取っておく
- 軽く濡らして、トントン叩く
応急処置として、この2つをやっておき、自宅に帰ったら、しっかり染み抜きを行うようにしましょう。



そうすることで、汚れが落ちやすくなりますよ!!
ティッシュやタオルなどで擦らない
ティッシュやタオルなどで擦ってしまうと、汚れが伸びたり、繊維を傷つけてしまう可能性があります…。



繊維を傷つけてしまうということは、洋服を痛めてしまう原因になります…。
そのため、擦らず、叩くように汚れを落とすようにしましょう!!
色物の洋服の染み抜きは、気をつけることが多いですが、1つひとつ行うことで、綺麗に汚れを落とすことができると思います。



色物の洋服を汚してしまった場合は、今お伝えしたことに気をつけながら、対処するようにしましょうね。
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まとめ


- 洋服の油汚れの原因を突き止めるのが大切
- ぬるま湯と食器用中性洗剤もしくは、クレンジングオイルを使用すると、油汚れを綺麗に落とせる可能性が高い
- クレンジングオイルで染み抜きをする場合は、洋服を乾かした状態で行う
- 色物の染み抜きを行うときは、必ず色落ちしないかのチェックし、擦らないことが大切
- しっかり手順を把握した上で、染み抜きをすることが大切
大切に洋服を着用していても、うっかり洋服を汚してしまうことはありますよね…。
洋服についた油汚れは、なかなか落とすことができず、大変と思っている人も多いと思います…。
しかし紹介した方法を行うことで、綺麗に落とすことができる可能性があります。
万が一、洋服を汚してしまったら、今お伝えしてきたこと方法を試してみてください。
汚れてしまった洋服も綺麗にすることができるかもしれませんよ。