たまに、お菓子作りをすると、少し余る生クリーム。
料理に使ったり、コーヒーに使ったりなど消費に困ることはありませんか??
そんな時に役立つのが冷凍です!!

でも、生クリームを液体のままで冷凍するのと、
ホイップしてから冷凍するのどっちがいいんだろう??



液体の場合とホイップしてからの場合は、それぞれ利点があります。
使う用途に合わせて液体のままかホイップしてからかは選んで行きましょう。
冷凍すると、料理などに簡単にプラス出来るのも嬉しいポイントですね!!
しかし気になるのは解凍方法です。



自然解凍でいいのかな??



解凍のポイントはないのかな??
今回は、液体の生クリームを冷凍保存する場合の方法と、解凍するときのポイントについてお話をしていきます。
生クリームを冷凍するときは液体でもホイップでも解凍可能


料理やお菓子作りなど、生クリームが少し余ってしまう経験は誰しもあるかと思います。



しかし、生クリームは乳製品なので、一度開封すると劣化が早いのが気になります…。
そんな時に頭に過るのが、『生クリームは冷凍出来ないのかな??』という言葉ではないでしょうか。
もし、冷凍出来たら、すべて使い切ることが出来、無駄にすることもなくなるので、家計にも大助かりですね!!



でも、冷凍するなら液体のままか、ホイップにしてからか、
どっちですればいいんだろう??
実は、生クリームを冷凍する方法は液体、ホイップどちらも可能です!!



また、メリットは液体、ホイップともにいくつもあります!!
通常ホイップクリームを作る為には生クリーム、砂糖などを測って、泡だて器で混ぜるという作業があります。
しかし冷凍することで、その手間を省くことが出来ます!!
例えば、プリンやアイスなどちょこっと生クリームを添えたいときなどに大活躍しますね!!



豪華になって嬉しいですね!!
またコーヒーやシチューなどに少量使いたい時に、あれば役立つのが、生クリームです。



ウィンナーコーヒーも楽しめるね!!
また、冷凍したら解凍する必要がありますよね!!
解凍の際は必ず冷蔵庫でする必要があります。
なぜ、冷蔵解凍なのか、その理由についてもお話していきますね。
まずは、ホイップにしてからと、液体のままの冷凍方法からお話していきます。
ホイップしてから冷凍する場合
まず最初にホイップしてから冷凍する場合を見ていきましょう。
使う分量が決まっている時と、決まっていない時では保存方法が異なります。
- 固めに泡立ててから、バッドやラップなどに1回分を絞りそのまま冷凍させる。
- 凍ったら、チャック付きの袋などに入れて保存する。



そのまま使えるのがやっぱりいいね!!
- 固めに泡立てたものをチャック付きの袋に入れて、平らにした状態で冷凍する。
- 使用する時は割って必要分だけを使用する。



次使うのが決まっていない時はこの方法が良いね!!
また、チャック付きの袋ではなく、初めから絞り袋に入れた状態で保存するとデコレーションしやすくなります。



その場合は、すべて使い切る必要があります。



業務スーパーでよく売られている感じのやつだね!!
液体のクリームは冷凍すると、油分と水分に分離してしまい、解凍しても泡立てることが出来なくなると言われています。



ホイップで使いたい場合はこちらの方法が良さそうです!!
ホイップで使いたい場合の注意点は、次の通りです。
しっかりと硬めでホイップすることがコツ!!
ホイップして冷凍する場合は、この方法でやってみてくださいね。
液体のまま冷凍する場合
次に液体のまま冷凍する場合も見ていきましょう。
こちらも使う分量が決まっている時と、決まっていない時では保存方法が異なります。
- シリコンカップを金属トレイに並べ、カップに生クリームをいれる。(製氷皿でも可能)
- トレーにラップをかけて密閉し、冷凍室に入れる。



量が決まっているから使いやすそう!!
- 液体のままチャック付きの袋の中に入れてしっかり空気を抜いてから出来るだけ平らな状態で冷凍する。



液体のまま冷凍出来るのはありがたい。
液体で保存する場合のポイントは次の通りです。
使う量が決まっていなくても、ある程度の量に分けて冷凍すると使う時に便利!!
一般的には液体のままで冷凍すると分離してしまうと言われていますが、本当にそうなのか、少し口コミを見ていきましょう。
- 液体のまま冷凍しても、分離する症状は見られなかった。
- 植物性のクリームは少しざらつきが見られた。
意外にも液体で保存しても問題ない意見が多かったです。
また安い時に購入して、売られているパックごと冷凍庫に入れて使っている方も見られました!!



それでも利用可能なようです!!
また液体で冷凍した場合、基本的には泡立ては不可能と言われていますが、デコレーションクリームとして再度使うことも可能なようです。
正し、冷凍していない生クリームの方が使い勝手が良いのは間違いないので、最終手段にした方が良さそうですね!!
その他にも、生クリームを料理に使ってから冷凍する方法もあります!!
- アイスを作る。
- バターを作る。



自分の好きな味でアイスを楽しみたい!!
冷凍する場合の注意点も忘れずにお伝えしますね。
生クリームは劣化が始まると、脂肪分と水分が分離してしまいます。
生クリームのおいしさは脂肪分なので、これが分離してしまうと味わいが悪くなってしまいますので、開封後はすぐに冷凍するようにしましょう。



分離を防ぐ方法としては、砂糖を混ぜてから冷凍する方法がおすすめです。
生クリームの解凍方法は??
次に解凍方法についてお話をしていきますね!!
解凍方法はただ1つ!!冷蔵解凍のみです!!
冷蔵解凍の時間は使う用途によって変わります。
用途 | 方法 |
---|---|
スイーツやドレッシングにする場合 | 冷蔵室で4~6時間ほど寝かせてじっくり解凍させる |
ホイップとして冷凍したもの | 冷蔵庫で3~4時間解凍する |
- 冷蔵庫の中でも下段で解凍するのがおすすめ。
- 固く凍った部分があっても揉まない。
早く解凍したくても、常温で解凍したり、電子レンジで加熱するのは禁物です!!



急いで解凍したいときにやりがちだね。
生クリームは、急な温度変化を与えると分離してしまいやすいだけでなく、雑菌が繁殖しやすくなるため、食中毒の危険があります。



食中毒になるの!!
使う量が少ない時は、すべて解凍せずに、使う分だけ冷凍した状態で切って解凍することで、余すことなく使用することが出来ます。
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生クリームを冷凍した場合、どれくらい保存が出来る??





生クリームを冷凍したけど、これはいつまで保存出来るのかな??



せっかく冷凍したのに、結局使えなかったら勿体ないですよね!!
手作りの食品を冷凍した場合は、一般的な保存期間は1ケ月程が目安と言われています。



意外と長いんだね!!
しかし、生クリームを冷凍保存した場合は、2~3週間ほどの日持ちのようです。



乳製品は劣化が早い為、なるべく早く使い切る方が安心そうですね!!
ちなみに冷蔵保存の場合、未開封で1~3週間ほどで、開封後は長くても4日なので、冷凍保存は長持ちしますね!!



4日しか、持たないんだ!!
余談ですが、冷蔵保存する際は、10℃以下のあまり出し入れしない場所で保存がおすすめです。
冷蔵保存のポイントもお伝えしときますね。
- 凍結する可能性があるため、冷気の吹き出し口付近には置かない。
- ドアの振動でホイップが固まる可能性があるので、ドアポケットには保管しない。



ドアポケットに入れてた!!
今後は気を付けよう!!
話を戻しまして、冷凍する利点は、余すことなくすべてを使い切ることが出来るだけではありません。
生クリームは他の食材を吸収しやすい特徴があるので、冷凍することで臭い移りを防ぐ効果もあります。



それは、嬉しいですね!!
しかし、生クリームを冷凍保存する場合の注意点は4つあります。
早速、注意点について見ていきましょう。
1.開封直後に冷凍する
開封してから時間が経った生クリームは、他の食材のにおいを吸収している可能性があり、味や風味が劣化しています。
開封後はなるべくすぐに冷凍することで、品質を守ることが出来ます。
2.しっかり密閉する
新鮮な状態を維持するためには、しっかり密閉する必要があります。
におい移りや酸化を防止するためにも、しっかりと空気を抜いて密閉するのが大切です。
3.清潔な状態で保存する
冷凍保存するときは、清潔なチャック付きの袋を使用する。
袋に菌が付いていると、繁殖してしまい、食中毒などを引き起こす可能性が出てしまうので気を付けてくださいね。
4.再冷凍はしない
冷凍と解凍を繰り返していると、菌が班祝して劣化してしまう可能性が高まります。



品質を守って冷凍したいね!!
この4つを注意して行うことで、質の高い生クリームを冷凍することが出来ます!!
ぜひ気を付けて冷凍してみてくださいね。
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生クリームの冷凍にはどんな使い方がある??





生クリームを冷凍はしてみたものの、実際どんな使い方があるのかな??
冷凍生クリームは、色々なものに使えるので、1つずつお話していきますね!!
液体状態で冷凍したものは、シチューやパスタに入れることで深みのある味わいになっておいしくなります。
またその場合は冷凍したまま使えるのもありがたいポイントですね!!



それはありがたい!!
ホイップしたものを冷凍したものを、温かいココアやコーヒーに浮かべるのも良いですね!!



少しずつ溶けていく生クリームによって味の変化を楽しむことも出来ますよ!!



ミルクの代わりに冷凍生クリームを使うと、いつもと違う飲み物を楽しめますね。
こちらも冷凍したまま使えるので使いやすいですね!!
さらに、難しいと言われている、液体で冷凍したものを、解凍して、ホイップにすることですが、デコレーションに使用するぐらいのホイップは可能という意見もたくさんありました。



ホイップクリームも作れるんだ!!
ホイップクリームに出来たら、クリームソーダやパフェ、コーヒーゼリーなどにも使えるので利用幅が広がりますね!!
しかし、出来ない可能性もあるので、冷凍前の生クリームがある場合は、そちらを利用する方が良さそうです。
冷凍生クリームを使う用途についてまとめますね。
ホイップ | 液体 | ||
解凍してから | 冷凍のまま | 解凍してから | 冷凍のまま |
コーヒーやココアなど温かい飲み物やパンケーキなどのトッピング | ゼリーやケーキなどのデコレーション | ドレッシングやディップソースなど | シチューやグラタン、パスタソースなど加熱料理 |
様々な料理に使えるので、冷凍保存をして、上手く活用したいですね!!



こう見ると、冷凍しても普段使う用途で使えるので、
これからは冷凍保存をしていきたいですね。
また、冷凍の仕方でもお伝えした、アイスにも使うことが出来ます。



アイスを作る方法は、生クリームとジャムやココア、
抹茶などを混ぜて冷凍するだけで出来ちゃいます!!



すごく簡単ですね!!
ジャムはいろんな種類があるため、色んな味を試してアイスパーティをしたり、お子さんと一緒に作ったりと大活躍しそうですね!!



ぜひ、試してみてくださいね!!
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まとめ


- 生クリームは冷凍保存が可能。
- 生クリームを冷凍保存する方法は2種類ある。
- 液体のままでする場合とホイップしてからする場合では利点がそれぞれある。
- 冷凍の生クリームを解凍するのは冷蔵庫でのみ!!
- 冷凍の生クリームの保存期間は2~3週間が目安。
- 冷凍の生クリームの使い方は色々ある。
料理などに使うのは少しでいい生クリーム。
これを無駄なく使うのにおすすめなのが、冷凍保存です。
冷凍保存やその後の利用方法は様々あるので、液体かホイップかがその日によって選べるのも嬉しいですね。
また、解凍方法は冷蔵庫のみと簡単です!!
さらに解凍せずにそのまま使うことも可能な料理もあるため、生クリームの使用頻度が増えて、料理の腕がアップしそうですね!!
今後は少し余りがちな生クリームを使う用途に合わせて液体で行うのか、ホイップしてから行うのかは臨機応変に決めて行きましょう。