おうちご飯の習慣が根付いて数年経ちました。
コストコをはじめとする大容量の商品を取り扱うスーパーは、常に混みあっていますよね。

うちは消費しきれないから、大容量がデメリットになるんです…。
そういう家庭は少なくなく、セカンド冷凍庫を購入することでデメリットを解消しているんです!!
ちなみに、セカンド冷凍庫とは常時利用する冷蔵庫とは別に、食材を冷凍保存するために設置した冷凍庫のことを言います。



確かに冷凍さえできれば、まとめ買いは節約にも時短にもなる!!
ですが、セカンド冷凍庫を購入したものの後悔した人も少なくないんです…。
そこで今回は、セカンド冷凍庫を購入して後悔しないためにデメリットを調べてみました。
衝動買いしないためにもセカンド冷凍庫のデメリットを把握しておきましょう!!
セカンド冷凍庫はこのデメリットで後悔する


先ほどもお話しましたが、セカンド冷凍庫とは常時使用する冷蔵庫とは別に冷凍保管用に設置した冷凍庫のことです。
なので、本来使用しているものと合わせると2台冷凍庫が家にあることになります。



家電を購入するって意味では、衝動買いとは縁遠い気がしますが…。
実はセカンド冷凍庫って冷蔵庫と比べると、安価で購入できてしまうんです。
ネットでもセカンド冷凍庫の取り扱いは多いので、簡単に購入できます。



そのため、セカンド冷凍庫のデメリットをよく確認せずに購入して後悔してしまう方が多いようですね。



商品ページにデメリットは、書いていないですもんね…。
逆に言えば、確認さえしておけば後悔しないようなデメリットということでもあります。
なので、今回は購入者の体験をもとに、セカンド冷凍庫のデメリットをまとめてみました!!
デメリット1:置き場所が確保できない
デメリットの1つ目は、置き場所が確保できないという点です。
セカンド冷凍庫を設置するとしたら、一番は常時使用している冷蔵庫のそばですよね。
キッチンの設計では同線が重視されているくらい、効率化は料理に欠かせないものになっています。
セカンド冷凍庫は食材の保管庫として使用するわけですから、キッチンの同線に組み込みたいですよね。



キッチンに空きスペースって、なかなかないですよね…??
引っ越したばかりだったり新築であればまだしも、キッチンは家電で埋まっているのがほとんどです。



そのため、そもそも置き場所がないゆえに、セカンド冷凍庫の必要性をあまり感じないという意見もありました。
ですが、衝動買いはそんなことお構いなしにポチってしまうんですよね…。



なんとなくのサイズで購入したら、思っていたより大きかったパターンですね…。
また、置き場所は確保できていても、ドアの開閉がうまく出来ずに場所を変更することもあるようです。
なので、セカンド冷凍庫の購入を検討している時は、下記のポイントをチェックしましょう!!
- 外寸および冷蔵庫本体のサイズ(幅・奥行・高さ)
- 冷蔵庫内のサイズ・容量
- コンセントの位置
- 電源コードの長さ
- ドアの開閉方式(横開きor上開きなど)
- ドアを開けた時のスペース
- アース線接続が可能な位置か(不可能な場合は、漏電遮断機が必要)



冷凍庫の本体だけでなく、冷凍庫の大きさも大事なんですね!!
買ってみたものの物があまり収納できず、セカンド冷凍庫の役割を果たし切れてないパターンもあるようです。
そのため、どのくらいの容量が必要なのか考えて購入する必要がありますね。
さらに、置き場所によっては窓からの位置を考えたり、上に物を載せてもOKな商品かなどの確認も必要です。
デメリット2:購入費と電気代がかかる
そして気になるのが、お金の話です。
最近の日本では物価の上昇が著しく、家計を圧迫していますよね…。
そんな不況の対抗策として、大容量商品を購入することが考えられます。



最近では一般向けのスーパーでも、1kg単位でお肉が販売されていることもありますよね。
またまとめ買いをすることで、買い物の時間自体を節約できます。
さらに馬鹿にできないのが、ガソリン代です。
こちらも高騰が著しく家計を圧迫しています…。



買い物の頻度が少なくなれば、ガソリン代も節約できますよね。



そう考えると、まとめ買い用にセカンド冷凍庫が必要な気がしてきました…!!
ですが、せっかくの節約もセカンド冷凍庫の購入代金で赤字になってしまっては意味がありません。
だからといって、安いという理由だけで冷凍庫を選んでしまい後悔するなんてケースも…。



安物買いの銭失いですね…。
そうならないためにも、セカンド冷凍庫の必要性や家庭におけるニーズをしっかり考えてから購入しましょう。
そして、忘れてはいけないのが、電気代ですね!!



電気代も、上昇傾向ですもんね…。
製品や契約電気会社によって変わりますが、大体の目安は下記になります。



比較ポイントごとに推定電気料金を調べてみたので、参考にしてください。
容量別推定電気料金
容量 | 推定電気料金 | 推定消費電力 |
---|---|---|
小型冷凍庫(66リットル) | 約4,400円/年 | 143kWh/年 |
中型冷凍庫(145リットル) | 約6,300円/年 | 202kWh/年 |
大型冷凍庫(519リットル) | 約18,600円/年 | 600kWh/年 |
一般家庭では小型~中型の冷凍庫の需要が高いようなので、月の電気代は500円程度と考えられます。



また、冷却方式でも消費電力は変わってきます。
冷却方式 | 推定電気料金 | 推定消費電力 |
---|---|---|
直冷式冷凍庫(108リットル) | 約8,100円/年 | 260kWh/年 |
ファン式冷凍庫(107リットル) | 約10,100円/年 | 325kWh/年 |



冷却方式によって、2,000円くらいの差があるんですね!!
ファン式はファンを使って冷やす分、消費電力が高くなるようです。



直冷式とファン式の違いについては、下記を参考にしてくださいね。
冷凍庫内の冷却器を使って自然対流で冷やす方法



冷却効果が高い反面、霜がつくため、定期的に霜取りが必要です。
冷凍庫外にある冷却器で冷気を作り、ファンで庫内に冷気を送風して冷やす方法



温度を一定に保っている反面、消費電力が高くなります。
ちなみに直冷式とファン式の総称は、『コンプレッサー式冷凍庫』になります。



大体の商品ページに記載があるので、チェックしてみてはいかがでしょうか。
デメリット3:引っ越しの時に負担になる
セカンド冷凍庫を検討している家庭の多くは、子育て世代が多いようです。
子供の成長に合わせて引っ越しを考えている家庭も多いと思います。
そのため、「セカンド冷凍庫が引越しの負担になってしまった。」という後悔も見受けられました。



新居でも、セカンド冷凍庫の置き場所を考える必要がありますよね…。
それだけではありません、セカンド冷凍庫は引越し料金にも影響してきます。



なんで引越し料金にも影響を与えるの??
大体の引越し業者は、見積り時に小型冷蔵庫を100リットル未満で一括して計算していることが多いから
そのため、セカンド冷凍庫が50リットル未満だったとしても、100リットルの冷蔵庫と同じ料金で計算されてしまう場合があります。



その1点で料金が変わってしまったら、もったいなく感じますよね…。
また、引越しの時は冷凍庫の中身のことも考えなければならないので、負担が大きく感じてしまうようです。



セカンド冷凍庫の購入は、少し先の人生プランも考えないといけないですね…。
もちろん、セカンド冷凍庫はメリットも沢山あるので、デメリットを抑えた上で購入すれば良いと思います。



これまでのお話でセカンド冷凍庫のデメリットや購入時の注意点がわかりましたよね!!
次はそれらを踏まえた上で、セカンド冷凍庫を前向きに検討できるような提案をお話していきますね!!
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セカンド冷凍庫を持つならスリムタイプにしよう!!


セカンド冷凍庫のデメリットで、まず解消したいのは置き場所の問題です!!



セカンド冷凍庫を置くならキッチンに置きたい…!!
でもスペースがなかなか確保できない、という方にはスリムタイプのセカンド冷凍庫がオススメです。
スリムタイプの冷凍庫はロッカーのように、縦長に設計されたデザインのものが多いです。



例えば、AQUAのスリムタイプの冷凍庫は横幅36センチなんです!!


- 外寸:幅360mm×高さ1,455mm×奥行635mm
- 定格内容積 105L
- 年間消費電力量(50Hz/60Hz) 340/340kWh/年
- 冷却方式 ファン式
- 販売価格 38,000〜40,000円(2022年12月時点)



ちなみに、AQUA AQF-SF11Mはグッドデザイン賞も受賞しています!!



横幅36cmだったら、デッドスペースをうまく利用して置けそうですね!!
容量は、買い物かご2つ分くらいが収納できるようです。
また、縦方向に仕切りが4段ついていますが、取り外しも出来るので高さのある食品も収納できますよ!!



さらに、YAMAZENからは業界最小幅のスリム冷凍庫が発売されています!!


- 外寸:幅335mm×高さ1,170mm×奥行583mm
- 定格内容積 70L
- 年間消費電力量(50Hz/60Hz) 158kWh/年
- 冷却方式 直冷式
- 販売価格 45,000〜50,000円(2022年12月時点)



冷凍庫なのに、横幅35cm以下って、すごいですね!!



YAMAZEN YF-SU70の冷凍庫は、直冷式で年間電気代の目安は、4,226円だそうです!!
さらに、キャスター付で移動も出来る軽量設計なので、置き場所を楽に変えられます。
ただ、次に注意したいデメリットが容量の問題です。



やっぱり『スリム』ってだけで選んでは、ダメなんですよね…。
そこで、容量別にセカンド冷凍庫の適正サイズを調べてみました。
容量別!!セカンド冷凍庫の適正サイズ
セカンド冷凍庫のデメリット2つ目は容量不足で、役割を果たせていないパターンです。



本来の目的が果たせないと、買い損って感じてしまいますよね…。
そこで、定格内容積に対してどのくらいの食品が収納できるのか調べてみました!!
定格内容積 | 外寸(幅×高さ×奥行) | メーカー/商品名 | 収納目安(買い物かごに換算) |
---|---|---|---|
70リットル | 335mm×1,170mm×583mm | YAMAZEN/YF-SU70 | 約1.5個分 |
105リットル | 360mm×1,455mm×635mm | AQUA/AQF-SF11M | 約2個分 |
121リットル | 480mm×1,126mm×586mm | 三菱電機/MF-U12G | 約3個分弱 |
144リットル | 480mm×1,291mm×586mm | 三菱電機/MF-U14H | 約4個分 |
今回はスリムタイプの冷凍庫ということで、50センチ以下の商品で抜粋してみました。



買い物かごで考えると、1回の買い物の量と比較できるから、イメージしやすいです!!
もちろん商品の形によっては目安よりも容量が少なくなるので注意してくださいね。
スリムタイプのセカンド冷凍庫の電気代
そして最後の砦は、電気代ですね!!
最近の電気代の上昇は家計に厳しいので、省エネ基準達成率もチェックしておきたいです。
- エネルギーの合理化等に関する法律(省エネ法)に基づいて、特定機器および製品ごとに設定されている省エネ性能の目標基準値の達成を表したもの
- 省エネ基準達成率が高ければ高いほど、省エネ性能が優れており、節電にも繋がる



例えば同じ定格内容積でも、年間消費電力に大きな差が出る場合があります。
メーカー/製品名 | 定格内容積 | 年間消費電力 | 省エネ基準達成率 |
---|---|---|---|
三菱電機/MF-U12G | 121リットル | 400kWh/年 | 102% |
パナソニック/NR-FZ120D | 121リットル | 365kWh/年 | 112% |



10%も違うってことは、冷却方式が違うのかな?!
実は、『三菱電機/MF-U12G』も、『パナソニック/NR-FZ120D』もファン式の冷却方法なんです。
製品紹介を見たところ、三菱電機 MF-U12Gは静音をウリにした製品のようです。
対して、パナソニック NR-FZ120Dは急速冷凍や冷凍性能に特化した製品になります。



そのため、同じ定格内容積でも、省エネ基準達成率でみると差がはっきりわかりますね。



省エネ基準達成率を比較すれば、電気代を節約できる製品を選ぶことができるんですね!!
特徴に大差のない製品の中なら、家計にも地球にも優しい製品を選びたいですね!!
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セカンド冷凍庫のおすすめ商品を紹介


先程のお話ではセカンド冷凍庫のデメリットを抑えるために、スリムタイプの冷凍庫をおすすめしました。



ですが結局のところ、製品ごとに特徴があり、どの製品がいいのかはっきりとはわからないですよね。
そこで次は、ニーズ別でおすすめのセカンド冷凍庫を紹介します。



どのポイントを重視するかで、セカンド冷凍庫を選ぶってことですね!!
こちらは、2022年12月時点の価格.comのランキングを参考におすすめしています。



またランキング上位の傾向より、定格内容積が121リットル前後を基準に比較しています。
横幅がスリムな冷凍庫
「とにかくスリムなタイプがいい!!」、「スペースがあまりない!!」という方にはやはり、AQUA AQF-SF11Mがおすすめです!!


『外寸360mm×1,455mm×635mm』というスリム設計は、他の製品にかなりの差をつけていますね。



でも容量が105Lで、少量な気がしますが…。
実は100リットルを越える他製品のほとんどが、横幅45センチ以上でした。



その点を比較すると、容量に対して如何にスリム設計なのかがわかりますね!!
安価で買える冷凍庫
「とにかく安い製品が欲しい!!」、「初期費用を抑えたい!!」という方には、ハイアール JF-NUF138Cがおすすめです!!


こちらの冷凍庫は定格内容積が138リットルもありながら、最安値が40,722円でした!!



「安くていっぱい入る!!」というだけで、後悔する可能性が軽減されますよね。
ちなみに同じハイアール製品のJF-NU102Cは定格内容積が102リットルではありますが、衝撃の最安値25,000円でした。





冷凍庫が2万円台で買えちゃうんですね…!!



過去にハイアールの単身用冷蔵庫を使用していましたが、故障などの問題もなく使えました。
なので、安いからこそ裏があるわけでもなく、冷凍庫として最低限の機能は整っていると思います。
電気代が安い冷凍庫
「やっぱり電気代が心配!!」、「環境のためにも、省エネに特化した冷凍庫がいい!!」という方には、SHARP FJ-HF13Hがおすすめです!!


この製品は定格内容積が126リットルもありながら、年間消費電力338kWh/年となっています。
そして、気になる省エネ基準達成率は125%なんです!!



先ほど紹介したパナソニックのNR-FZ120Dよりも、達成率が高いんですね!!
そうなんです、しかもファン式なので霜取りも不要です!!
他にもSHARP FJ-HF13Hは様々な機能がついてるので紹介します!!
- プラズマクラスター搭載
- つけかえどっちもドアタイプ
- 冷凍・冷蔵切替モード
- おいそぎ冷凍
- 耐熱100℃のトップテーブル
まず注目したいのが、ドアタイプが左右どちらの開き方でも選択できるのでスペースに対応しやすい点です。



さらに、トップテーブルの耐熱温度が高いので上にレンジを載せても大丈夫です!!



置き場所問題も解決できますね!!
そして最もおすすめしたい理由が、冷凍・冷蔵モードが切り替えられる点です。
今回紹介した他の製品は冷凍機能のみですが、SHARP FJ-HF13Hは冷蔵庫にもなるんです!!



つまり、子供が自立してまとめ買いの必要がなくなったら、セカンド冷蔵庫として寝室などに設置してもいいですね。



長く使うことを想定して作られていることがわかりますね!!
そしてSHARPといえばプラズマクラスターです!!
冷蔵モードのみの使用ですが、プラズマクラスターを搭載しているんです。



長く使っていても、庫内を除菌することができますよ。
レンタル冷凍庫もある!!
様々なポイントやニーズに併せてセカンド冷凍庫を紹介してきました。
でもやっぱり、セカンド冷凍庫の必要性自体がはっきりとしないなんてことも…。
そんな方にはレンタルできるセカンド冷凍庫がおすすめです!!



色んなサブスクリプションがある現代ですが、実は家電もレンタルできちゃうんです。



でも購入より費用が高くなってしまうんじゃないのかな…。
こうした疑問があるかと思いますが、紹介したいサービスはレンティオです!!



レンティオなら、32リットルの小型冷凍庫が月額900円からレンタルできるんです。
しかもレンタル25カ月目からは支払いも返却も不要になります!!



商品がもらえちゃうってこと?!
そうなんです、なので気に入ったらそのまま使い続けても大丈夫なんです!!



将来的に引越しの可能性がある場合も、レンタルなら安心ですよね。
レンティオでは他の家電製品もレンタルできるので、購入前のお試しにおすすめです!!
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まとめ


- セカンド冷凍庫は置き場所に困ることがデメリットになっている
- セカンド冷凍庫は購入費や電気代がデメリットになっている
- セカンド冷凍庫は引越しの負担になることがデメリットになっている
- セカンド冷凍庫はスリムタイプがおすすめ
- 製品ごとの特徴とニーズに併せて購入すると後悔するリスク軽減
- 省エネ基準達成率を見ると、電気代の比較ができる
- レンタルできる小型冷凍庫がある
セカンド冷凍庫はデメリットがある、という前提で調査を進めてきました。
もちろん、デメリットに感じるか否かは人それぞれです。
ですが、デメリットだと捉えられている点を抑えておけば、商品の比較が上手くできます。
後悔しない買い物をするためにも、様々なポイントで商品を比較するのは大事なことです。
また家電を購入する際には、省エネを意識することも大事ですよね。
省エネの製品を選ぶだけでなく、長く使える製品を選ぶことも環境保全に繋がるでしょう。
そしてなにより、セカンド冷凍庫を使用してまとめ買いができると、食品ロスも減らせると思います。
セカンド冷凍庫の購入を検討する時点で、環境に配慮した行動に繋がっているのかもしれないですね!!